素紗襌衣

素紗襌衣

1972年马王堆一号漢墓から出土。
1号西漢墓室の西側から出土した竹箱の内に副葬した轪侯夫人――辛追の好きなファッションが発見された。その中には2件の薄いセミの羽のような、煙のように軽い素紗褝衣は特に注目されている。その生地は薄手の染められていない平織りの方孔絹織物の素紗である。推計で、その糸料約2.6平方メートル、重厚な襟、袖、裾の縁の絹を除く、その重さは20数グラムしかない、1平方メートルの衣料重は12~13 gしかない。