大禾人方鼎面紋

大禾人方鼎面紋

殷時代の末期
高さは38.5cm、長さは29.8cm、幅は23.7cm

湖南宁乡県黄材鎮から出土。

全国で唯一の人面紋を飾ったの鼎。色は靑緑で、本体はややは長方形で、口部は底より大きい。二つの耳は直立で、四つの柱があり、足の上部に獣面紋があり、本体の周りに浮き彫りの人面がある。人面の周りには雲雷紋、額部の両側に角があり、顎の両側に爪がある。鼎の内壁には「大禾」という二つの銘文があるので、大禾方鼎とも呼ばれる。