殷(紀元前1600~前1046年)、高さは37.7㎝、口径は15.4-13.2㎝、1970年寧郷黄材鎮集落山王家墓から出土。「卣」は古代の盛酒器。楕円形、ラッシュ口、蓋があり、酒を収める。蓋を掛けたら、酒は溢れない。取っ手があり、取りやすい。蓋と本体には、鳳鳥紋で飾っている。出土した時、内には300件余りの玉器があった。こんな貴重な銅器や玉器は一緒にしたのは、明らかに貯蔵のためである。蓋と器内に「戈」という字があり、家徽である。戈族は夏殷時代に中原地区の旺族であり、湖南省内に数件の「戈」族銘文銅器が出土され、「戈」族などの商人が湖南に入った物証である。